研修会等報告
2019年度大分県看護連盟・看護協会合同研修会
日 時 | 令和元年7月7日(日)10:00~12:00 |
会 場 | 大分県看護研修会館 (3F) 「大研修室」 |
講 演 | 「看護の挑戦 ~Nursing Now-看護の力で健康な社会を~」 |
講 師 | NPO法人看護職キャリアサポート フリージア・ナースの会 会長 大島 敏子 |
出席者 | 125名 |
2020年までのNursing Nowキャンペーンを日本看護協会と日本看護連盟は趣旨に賛同し、2020年までの2年間取り組んでいる。保健医療制度が大きく変化する中、看護職がこの変化に対応し、一層活躍するには、看護職が適切に評価され、そのための様々な条件や環境を整える必要がある。保健医療政策に影響を及ぼすために、私たちに出来ることが選挙であると選挙の基礎についてわかりやすく話して頂いた。講演の閉会のことばとして、石田まさひろ候補を高い得票で国政の場へ送らねばならないと大戸協会長のことばもあり、選挙活動に力を頂いた。
第9回ポリナビワークショップinおおいた
日 時 | 令和元年9月29日(日)13:00~16:30 |
会 場 | 大分県看護研修会館 3F 大研修室 |
講 演 | 「演劇とコミュニケーション」 |
講 師 | 文学座俳優 椎原 克知 |
出席者 | 42名 |
【第1部】出前ポリナビでは、「看護連盟について」青年部Nurse-ful委員がわかりやすく説明をした。
【第2部】昨年来引き続き、文学座俳優の椎原克知氏をお迎えして「演劇とコミュニケーション」というテーマで、「看護の現場での円滑なコミュニケーション」を目標に参加型の特別講演を行った。
参加者からは、以下のような感想をいただいた。
・コミュニケーションをつける方法が、たくさんある事を知りました。受信・発信をしっかりとしていこうと思いました。(21歳女性 看護師)
・コミュニケーションについて方法や、自分の特徴を知ることができました。(20歳女性 看護師)
・自分は受信ばかりしてしまう事がわかりました。少しずつ、自分から発信をしていけるようにしたいです。(21歳女性 看護師)
・知らない人とも、話すことができました。(24歳女性 看護師)
・コミュニケーション向上に、繋がりました。(21歳女性 看護師)
・看護という分野に関わらず、コミュニケーションは思っていたより、難しい事がわかりました。(23歳女性 看護師)
・コミュニケーションの大切さを知ることができました。同じ新人看護師が、どのような事を思っているかを知ることができました。(21歳男性 看護師)
・とても、おもしろかったです。生徒にも、授業で教えようと思いました。(25歳女性 看護学校教員)
大分県看護協会より会長を講師として招聘しまず大分県看護協会の取り組みを理解し、次に日本看護連盟(小川央講師)大分県看護連盟(安東和代会長)の活動を知り、支部の役割(松本初美幹事長)について学んだ。
4名の講演を踏まえ、「看護連盟の活動におけるリーダーの役割」についてグループワークを行い以下のような意見が出た。
・連盟加入者が少ないので、存在や意義を伝えていかねばならない。内容や意味をもっとみんなに伝えられる機会を作って、周囲に広める。伝えられるために自分自身ももっと知る。
・連絡員が自身の役割を理解して実際に活動することで、それぞれの病院での周知や会員増につながるのではないか。入会を積極的に勧める。連盟の働きや重要性を伝えていく。
・夜勤手当加算など連盟の実績や議員の働きを知らない人が多い。自分たちの将来のために必要な活動であるということを伝えるべきだ。
特別講演では、石田まさひろ参議院議員を招聘し、「国政報告」~看護のこれから~を公開講座として開催した。
石田議員は、医療・福祉分野でトップ当選したことは連盟会員のみんなが推してくれたからであると、開口一番に選挙の御礼を述べ、連盟が安定した組織であると周知されていると言われた。
国会の状況については、ハンセン氏病の家族保障について法制度化に向けて関わっておられること、その他介護保険制度の見直し、働き方改革、看護記録についてご自分の見解を熱弁された。石田議員の講演中で、一貫していたのが「看護の質」についてであった。個人の質を向上させる、一生かけて成長していく。先般、石田議員は、富山市の看護大学に行き、ユマニチュードを学んだそうだ。私たち自身がやりがいのある質の高い看護を行うことで、看護の未来が明るくなると石田議員は締めくくった。