平成29年度活動報告

平成29年度大分県看護連盟・看護協会合同研修会

日 時 平成29年7月2日(日) 10:00~12:00
会 場 大分県看護研修会館(2F)「第1研修室」
講 演 「看護の経済効果」
~2018年診療報酬&介護報酬同時改定に向けて~
講 師 元日本看護連盟副会長
NPO法人看護職キャリアサポートフリージア・ナースの会会長
大島 敏子 先生
出席者 235名

協会と連盟の合同研修として、来年に迫った診療報酬と介護報酬の同時改定に合わせ計画した。そのため医療施設だけでなく介護保険施設、訪問看護ステーションなどからの参加もあり、多くの分野で活躍している看護職・ケアマネ等が集まった。
 医療情勢に対し、アンテナを高くして地域包括ケアシステム構築を推進し、同時改定に対応する必要がある。具体的な内容を期待した参加者もいたが、先生の講演の中で中医協の検討スケジュールがまだ調査時期であるということを聴いた。在宅に関わる看護師からは他職種協働のネットワークが必要であり、常にアンテナを張り、利用者の利益と共に看護職のやりがいに繋げたい。などの意見が聞かれた。

平成29年度 大分県看護連盟 リーダー(支部幹事・施設連絡員・病棟連絡員)セミナー

日 時 平成29年10月15日(日) 9:30~16:00
会 場 大分県看護研修会館(2F)「第1研修室」
講 演 「国政報告会」 ~政治に近づくために~
講 師 農林水産副大臣 参議院議員 礒崎陽輔 先生
出席者 122名

 看護連盟の活動を知り、会員へ確実に伝達するために、看護連盟、看護協会について基本の話があった。グループワークとして「私たちが看護連盟の活動を理解し、会員まで伝えるには」をテーマに話し合った。
現役の国会議員の国政報告会を聴く機会のない若い看護職が、政治に近づける一歩となればと大分県選出の農林水産副大臣 参議院議員 礒崎陽輔先生の特別講演を聴いた。政治に関心を持つための情報の取り方として、新聞の見方、テレビの見方、また看護職の代表の得票が制度の改革に大いに関係することを学んだ。看護職議員の活動を支援するために現場の声が必要であり、看護職だけでなく自分たち地元の議員にも声を届けて欲しいとの話があった。先ずは選挙に行くことが大切であると政治への関りの第一歩を聴くことが出来た。

第7回ポリナビワークショップinおおいた

日 時 平成29年10月29日(日) 13:00~16:15
会 場 大分県看護研修会館(3F)「大研修室」
講 演 『若者と政治をつなぐ』
~18歳選挙権時代に求められている若者の力~
講 師 NPO法人 Youth Create 代表 原田 謙介 先生
出席者 68名

 台風18号の中、県下から20代・30代の若い看護職が集まった。
ネットワーク作りの名刺交換では、他の病院の現状や参加者自身の状況を聴くことが出来、楽しい時間だったと感想が聞かれた。青年部の演出にも工夫がされ、効果があったネットワーク作りだった。
「出前ポリナビ」では、協会と連盟の関係や政治・選挙への関心を持つことの必要性などを学べたと感想があり、基礎研修の目的が果たせた。
特別講演では、「わかりやすかった、選挙に行こうと思った」「政治のことで身近な問題を取り上げわかりやすかった」「政治や選挙について学び選挙に行くことの大切さを知った」などの意見が聞かれた。一部「硬い」「難しい」の意見もあり、青年部は、今後参加型のポリナビで連盟活動を理解してもらうためにはどうしたらよいかを今後の課題とした。

平成29年度大分県看護連盟会員研修会

日 時 平成30年2月18日(日) 13:00~15:30
会 場 大分県看護研修会館(3F)「大研修室」
特別講演 「開示:訴訟に耐えうる看護記録」
講 師 土肥法律事務所
弁護士/看護師 友納 理緒 先生
出席者 195名

看護師として働きながら、弁護士となった友納先生から貴重な講義を受けた。看護師が負うかもしれない法的責任、過失について実際の裁判例として①転倒・転落②身体拘束③褥瘡の事例をあげられた。また、この事例を基に良い看護記録を書くためのポイントをわかりやすく説明して頂いた。これまでの記録で間違いなかったのか、足りないことは何だったのかの確認と方向性を学習できたとの声があり、短い時間の為まだまだ聞きたいと先生と連絡を取り合う施設の代表者もいた。

衆議院議員
あべ俊子

参議院議員
石田まさひろ

参議院議員
とものう りお