平成23年度研修会等報告

男性看護師研修会 報告

日 時 平成23年9月17日(土) 16:00~17:30
会 場 大分県看護研修会館  (3F)「大研修室」
演 題 「男性看護師の本音とやりがい」                         
講 師 日本看護連盟 幹事長 石田昌宏先生
出席者 74名

大分県では初めての男性看護師のみの研修でした。
石田幹事長より、男性にとっても魅力的な職場をつくるために、
看護界の課題である  
1)人手不足 
2)質の問題 
を解決し、 給与や離職防止についても対応していかなければ
ならないとの興味深い話でした。


男性看護師のアンケート結果は、「現場の声」ご参照ください。

県別リーダーセミナー

日 時 平成23年9月28日(木)10:00~16:30
会 場 大分県看護研修会館(3F)「大研修室」
講 師 日本看護連盟 幹事長 石田昌宏
大分県看護連盟 会長 安東和代
出席者 各施設の病棟連絡員150名

安東会長から「看護連盟の役割について」講演、石田幹事長から「看護政策の入門」について研修が行われました。

法律ができるまでの流れや、それに携わっていた前参議院議員の南野先生の活動について説明がありました。 各支部毎のグループで、現場の看護の現状や問題、悩み等から国に出す要望について話し合い、要望書を作成発表しました。

午後からは、リーダーシップや今後の連盟活動について研修がありました。

連盟活動は人に行動変容を起こさせるために自分の考えをしっかりと持ち熱意を伝えること、最終的には投票行動に結びつくことが必要であることの研修を受けました。

第23回参議院選挙では25万票を集票する強い組織力が必要となってくる。
そのためには、看護連盟のリーダーとしてどう活動したらよいかの議題でグループワークを行い、
話し合った結果の発表を行いました。支部毎のグループにしたことで支部の医療機関の顔がわかり、お互いの意思疎通ができたとの声も上がりました。


看護管理者研修会 報告

日 時 平成23年9月29日(木)14:00~16:00
会 場 大分県看護研修会館(2F)「第1研修室」
演 題 「看護管理の基礎」                     
講 師 日本看護連盟 副会長 大島敏子
出席者 107名

会長より、最近県内の医療機関では、看護管理者の世代交代が多くなっています。
今回の看護管理の基礎を再確認して役立ててほしいと挨拶がありました。
大島先生からは、  

①組織は目的があって作られる  
②看護管理者は目的・目標を管理する  
③組織は人なり、組織文化と組織風土についての講演がありました。

看護部の理念の実現にはいつも言葉を出して伝えること、
病院と看護部の理念が合っていること、看護者もネットワークを作る、病院内のいろいろなデーターを握れば看護管理がおもしろくなる等実践に基づいて説得力のあるお話でした。

最後には、必ず選挙に行くこと、特に20代~30代が選挙に行く、選挙に行くことで病院がよくなる、社会の仕組みを知ってほしいと話されました。

また、 当日出席者にアンケートを実施。 アンケートの結果68%の回収率で、最も多い答えは、  
1位)給与や各種手当サービス残業等賃金に関すること
2位)看護要員の不足
3位)過重労働
でした。

意見として、  
1.時間外勤務も多いが、家にも委員会などの業務を持ち帰っている。
私費での研修参加もあり、その上自分の休みが少なくなる現状、仕事に押しつぶされない看護を望みます。
2.大変わかりやすい研修でした。
パワーをいただいた気がします。参加して良かったと感じています。

等多くの貴重な意見をいただきました。


衆議院議員
あべ俊子

参議院議員
石田まさひろ

参議院議員
とものう りお